太極拳は原則上「柔を以って剛を制す」武術です。
練習者達は特に「制す」に気を取られやすく、「柔」を忘れてしまいます。
実際に、太極拳を練習するときは最も重要だともいえるポイントは「欲しくない」ことです。
「ここに居られてほしい」、「相手を制してほしい」などは禁忌とも言えます。
理想な状態は自分が自然に自在になるのです。相手との接触は自然に発生します。反応は自然に起こります。収と発は流れに任せます。自分は水の中の葉っぱです。水に流され、そのまま漂います。魚ではありません。魚は泳ぎ、どこかに意図的に行こうとします。魚は「無」という状態に反する型式です。
相手を制したければ、自分の強さを証明したいことになります。でも、自分が弱いと思ったほうが良いと思います。弱ければ、相手の強さと抵抗しなく、流すほうへ行きます。
ちなみに、8日に「中定」を説明しました。15日は「扌履」を説明します。
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